社会の変化、 ニーズの多様化を敏感にキャッチする。
- 田川 祐介
- 株式会社レンブラントホテルマネジメント
- 取締役
- レンブラントホテル東京町田 総支配人 兼
- レンブラントホテル海老名 総支配人
ホテルの常識を変えた
配膳ロボット
当社の強みは情報伝達と意思決定のスピードが速いことです。企業規模の大きさによらずパワフルな実行力を持っており、課題解決に取り組むスピードには自信があります。そしてその速さに付随して、ホテルの固定観念に捉われない運営方針も長所です。
特にコロナ禍を経て挑戦した取り組みは数多くあり、最近だと配膳ロボットの導入は、家族連れのお客様から高い好評をいただいています。それだけでなく、空いたお皿を下げる作業をロボットに任せることで、スタッフもお客様の要望に集中することができ、業務効率やサービスの質も向上しました。今後もDXと人の力を融合させ、より良いサービスを提供するよう取り組みを強化していきたいです。
当たり前を疑い続ける
人財の育成に注力する中で、大事にしていきたい考え方があります。それは、当たり前を疑う姿勢です。「これまでの常識は、今でも通用するのか」と、いったん立ち止まり、改めて考え直すことでレンブラントの良さを継承していきたいです。
サービスにおける当社の強みは、お客様を理解する力だと考えており、この資産はこれからも大事にしていきたいです。蓄積してきた伝統とノウハウを、これからの世代にどのように伝えていくのか、変化する社会にどのように順応させていくのか。自分の選択を疑いながら最適解を求めていきたいですね。
社員の挑戦に静かに寄り添う
取締役として、私という存在が社員一人ひとりの行動の妨げになってはいけないと考えています。私が社員に成長するために挑戦していこうと声をかけている手前、その挑戦を阻害するような立ち振る舞いをしてしまっては元も子もありません。それはゆくゆく、その人が本来持っている素晴らしい素養をも台無しにしてしまうことだと考えています。
そのため、何か挑戦を試みている社員がいれば一緒に考えてトライできる環境を整えるように心がけています。失敗してもそこから学び成長するきっかけにし、挑戦することをプラスに捉えてもらえるよう、そしてその挑戦が開花できるよう、静かに寄り添える取締役でありたいです。
何事にも興味を持ち、
人としての感性を磨く
これからともに切磋琢磨していく皆さんには、感性を磨いていただきたいと考えています。そのためにも、人や商品に興味を持ち、いろいろなものに触れることを大切にしてください。当社の中には素晴らしい技術を持ったスタッフが何人もいます。
当社のスタッフから学ぶことで得られる知識やスキルももちろんあるでしょう。しかし、レンブラントグループという箱を飛びだして、更に広い世界に触れて自分なりに考えて行動できる人になっていただきたいです。
誰でも公平にチャンスが訪れる、
それがレンブラントです
当社は向上心を持って行動すればするほど、チャンスが巡ってくる会社です。ですので、これから社会で成長していく皆さんには、失敗を恐れず、どんどん前進していただきたいと考えています。
そして、おもてなしを仕事とする以上、目の前のお客様は何を求めているのか、喜んでいただくために何をすべきかを常に考えることを心がけてください。その積み重ねがお客様の感謝につながり、自分自身の成長につながります。
レンブラントの魅力
当社では社員間のコミュニケーションを大切にしています。
私も後輩たちと話す時は、自ら後輩の持ち場まで足を運んで声をかけるようにしています。
当社にはおしゃべりが大好き!という方が多く、誰もが意見を発信しやすい環境がありますので、これからご入社される皆さんにも、ぜひ積極的に周囲の方へ声を掛けてみていただきたいですね。